OSHOヒューマニバーシティ・ジャパン
Official Website
最後のバンザイ
OSHOが肉体を去る二日前、
ビレッシュはOSHOと彼の死の
可能性について語りました。
1990年のインタビューですが、新しく訳しました(Abhaya)
私の考えでは、これはボスへの最後のバンザイです。彼は沈黙へ、暗闇の中へ入っていこうとしています。誰もがそれを感じることができます。かつてそ うだったように、世界に対して怒り、叫び、混乱を引き起こすような感じではありません。彼は内側へ入っていっています。彼を見ると、とても小さく、薄く なっているように見えます。
彼がそこから出てきて、4時間もの講話をしたいと思うことはもうないように思えます。ただ座って、皆と一緒にリラックスしていたいようです。それでもまだ、こうした姿を見せてくれるので、私たち皆の気持ちが高まるのです。
彼は最後の段階にいると感じます。間違えているかもしれませんが…もしかするとこの人は一変してもう一度16歳になって、何しろ彼はゾルバザブッダなのだから、はね回るのかもしれませんが…私には分かりません。
彼が死ぬとしましょう。何が起こるでしょう。無政府状態。誰もが言います。「私が何をしたらいいのか、誰が教えてくれるんだろう?」「何を?」「誰か ら?」「どこで?」「どの権威から?」「プーナ?」 多分、ヨーロッパ人はプーナをメッカのようにしてしまうことでしょう。なぜって本当には誰もそこに住 みたいと思っていないからです。皆、彼がいるからそこにいました。
もしかすると彼はモスクを作り、そのせいでプーナがメッカになるのかもしれません。あなたはそこへ行って、彼がいた場所だということをありがたがるのです。
彼が死ぬ時、私は死んだマスターには従いません。私は彼のスピリットに従い、それは永遠です。それは私のハートの中にあり、そのポイントまで、私は彼に完 全についていくでしょう。彼は、私が今まで聞いたことがある中で最高の、スピリチュアルなマフィアボスです。彼はすごい。彼が何かが欲しいと一言知らせて くれたら、もちろん私は飛んでいくでしょう。
プーナは、彼の人生の中で、彼なりの方法で平和を生み出そうとした美しいシンボルです。くつろぎ、お互いに愛し合い、リラックスします。そして私は、彼の 旅より他に、世界中にどんな旅へもついていきたいとは思いません。それは本当に美しいのです。愛、気づき、責任…もちろん!私はあなたの旅についていきま す。
それが終わったら、私は自らの旅をし、皆も自らのスピリットと共に自らの旅をするでしょう。そして、もしそれが彼のスピリットと一緒なら、私たちは永遠に 結婚していることとなります。ママとパパと子どもたちは調和と平和の中で暮らしています。それがあるべき姿です。私たち皆に責任があるのです。
あなたが人類のためにどうあるべきかというモデルで、世界中の誰もがあなたに従っているところを想像してみてください。この瞬間のあなたのままで、です。 ね?そうなのです。彼らは皆あなたを見ています。もう「私には問題がある」というお決まりの曲を繰り返してはいられません。あなたはそこから出て、素敵に 見えなければいけません。
自分の歌を歌うのです!あなたの醜いゲームをするのをやめてください。誰もがあなたを見ています。あなたがいびきをかいている時も、世界中が見ています。 あなたが咳をしすぎたら、世界中が心配します。あなたが健康でなかったら、誰もが色々考えて泣き出してしまいます。もしあなたが自分のやっていることが幸 せでないなら、皆がそれを感じます。あなたの妻や夫が死んだら、皆が泣きます。
彼は私にこのようにはっきりとした枠組みをくれました。私は世界中でばかな振る舞いをして、自分が誰かを理解しようとしていました。彼は言いました。「そ れについて心配することはない。あなたが誰なのか、私が教えてあげよう。これがそうだ。」私は言いました。「ありがとうございます。」
そして彼が言いました。「忘れてはいけないよ。ビレッシュ。私が去ったら、あなたは自分の二本の足で立って、自分の旅をする時なのだ。というのも、もしあ なたが私から宗教を作り出してしまうなら、それは醜いことになるだろうからね。」私はそれが彼の望みではないことを知っています。
彼は生きています。だから私たちは皆、彼に意識を向けることができます。
でも、彼が死ぬ準備ができた時は、私たちは本当は自分が誰なのかという責任をとり、彼を使うのをやめる時です。
OSHOは私が死ぬときにだけ死ぬ。
なぜなら彼は私のハートの中で生きているのだから。
Swami Anand Veeresh
これは1990年1月1日、OSHOがからだを離れた1月19日の二日前に、語ったビレッシュのインタビューです。「彼は私のハートの なかで生きている」とビレッシュは語り、それから20年たって、OSHOの肉体の現前を知らない人も多くなりました。ビレッシュという生きている人間の ハートから、OSHOを感じるという貴重な機会を逃すことはできません。彼のハートの鼓動はOSHOとひとつであり、私たちの鼓動がビレッシュのハートと ひとつになるとき、私たちのハートはOSHOとひとつになり、宇宙とひとつになります。(Vijay)

もしあなたが洞窟の中で座っているのなら、そこから出てきなさい!
ビレッシュ
ビレッシュは、ニューヨークで生まれ育ち、14歳から28歳までヘロイン中毒者でした。28歳の時、彼はニューヨークのフェニックスハウスという、強烈なリハビリを行う、ドラッグ離脱ためのセラピー・コミューンに入ります。
以下は、ロンドンのOSHOマルチバーシティで1995年9月に行われた最初のグループでビレッシュによって語られた言葉からの抜粋です。
「ヴィクター・ビアンドという名前の男について話をさせてください。彼はフェニックスハウスというセラピーのためのコミューンの指導者でした。わたしの目には、彼はまったくすばらしく映りました。
というのも、彼はわたしが知っていた中で唯一、人生を変化させ、ニューヨークでプログラムを行っている、かつてのドラッグ中毒者だったからです。彼はわたしのお手本でした。ビクターが言ったことならどんなことでも、わたしたち皆が言いました。
ビクターは「われらの男」だったので、もしビクターが「飛べ!」と言ったら飛び、「進め!」と言ったら進みました。わたしたちは彼を愛していて、そこまでの関係を持っていたので、それこそがわたしを変化させたのです。わたしという人間、そしてわたしの関係性を。
彼は、わたしにとって「あんな風になりたい」と言うことのできる人でした。わたしには最初、それが必要でした。なぜなら、自分が誰かということが分からなかったからです。
わたしにとって「感じる」のは、いつも麻薬を打っているときでした。それだけが14年間のすべてで、それからこの人に出会い、彼はわたしの腕をつかんで、「私にできたんだから、君にもできる」と言ってくれたのです。わたしは彼が好きだったし、彼を信頼しました。そして、彼が言ったことは真実でした。彼は、わたしがそれを自分で見ることができる地点まで手助けしてくれたのです。
今、あなたたちはトレーニング・プログラムを始めようとしています。まだ問われていない質問に、答えさせてください。セックス、関係性…関係性とは何でしょう?お気に入りの人を引っつかんで、背中越しに放り投げ、洞穴に住んでいた野蛮人のように引きずっていくこともできます。それが関係性のある部分です。
もう一つの部分は、これです。個人として、幸せでいる権利を持ち、自分がまさに望んでいることを人生で行い、自分にしかけられたネガティブなゲームは決して引き受けない-なぜって、どんなことであれ、あなたがすることは素晴らしく、あなたは一人の個人だからです。
あなたは関係性を持つ必要があります。関係は必要です。わたしたちはつながる必要があり、いつも人とつながって、たくさんハグし、たくさん語り合い、言葉を使って交流する必要があります。今日の関係は素晴らしくても、明日には不愉快かもしれません。けれども、それはそうあるべきなのです。だからこそ、わたしたちは関係の中に入っていくのです。
-そうすることで、自分がもつ嫉妬や所有のゲームに働きかけることができるのです。
わたしは関係性を必要としています。わたしは関係を構築します。自分には人が必要なのだということに気づいたので、わたしはいつも人とつながっています。
今では、薬の代わりに人を注射しているのです!それがわたしを生き生きさせてくれるので、わたしはいつでも人とつながります。恋人や、愛する友人たちのおかげで、わたしは自分自身を知ることができます。
自分が望んだものすべてを、この地上で持っているとしましょう。けれどももし、あなたがそれを分かち合えないのだとしたら、そこにどんな良いことがあるというのでしょう?もしあなたが洞窟の中で座っているのなら、そこから出てきなさい!
関係性における唯一の責任とは、愛することです。それが、あなたの与えなければならないもののすべてです。もし喜んで与える気持ちになれないなら、あなたの持っている否定性をどこか別の所で吐き出してください。木や、山や、神に向かって叫んでください!最後には、それは、本当に自分自身と関係を持つだけの量に達します。
人がグループに来て、トレーニングをする理由の一つは、自分が孤立していると感じるからです。孤立とは美しい言葉です。その響きには尊厳があるからです。孤立は、あまりにも痛みがありすぎて、扉を閉ざした時に起こります。呼吸することもしないし、動くことも、音を立てることもしません。
それは、私たちが子どもの時にすることができた、唯一の防御でした。痛みを経験しないですむ、たった一つの方法だったのです。だから人はこんなに大きな孤立を持って、グループに来ることになったのです。「あなたは愛に値する」と言っても、彼らは信じません。
「あなたはブッダだ」と言っても、信じません。孤立を突破する一番の方法、それは人と関係することです。あなたが抱えている痛みの量は、あなたに必要な愛の量と同じです。もしそれがはっきりしなくても、愛を過剰摂取してみてください。あなたは自分のマインドと、自分がが持つあらゆる否定性を清算しなければいけません。
あなたは生きるために、そして自分が愛に値するということを理解し始めるために、人々を必要としています。何十年も前、ヴィクター・ビアンドは、私の手をつかんで、私にもできると言ってくれました。私は瞬時の変化を支持します。自分の人生に危機を作り出してください。
何かを待っていてはいけません。もし自分の仕事に疑いがあるなら、それを落としなさい。関係性に疑いがあるなら、それを落としなさい。もしあなたが本当に望んでいるなら、それを維持し、発展させるために戦いなさい。まったく関係性を持っていないなら、人々と出会いなさい。
素敵な、愛にあふれた人たちと。トレーニングに参加して、同じボートで人々と出会ってください。沈むことも、泳ぐことも、共にして。