ユニティ・インスティテュートのメルマガから転載です
<チャクラと心理学> チャクラというのは、目に見えないエネルギーでもあるので、なかなかわかりにくいところです。 同じ人間のエネルギーを扱うものに心理学があります。 心理学はサイコロジー(Psychology) というようにサイコ=心についての学問(ロジー)をいいます。 心理学は心と行動について、科学的な手法を用いて研究する学問です。 取り扱っているとことは人間の心理という目に見えないエネルギーです。 心理学には精神分析学、行動心理学、臨床心理学、認知心理学、人格心理学など様々なアプローチがあります。 人間心理の主な分野として感情があります。 心理学では、それらの感情である怒り、悲しみ、恐怖や喜びなどの様々な感情について、それらがどのように形成され、どのような行動に、ど のように結びついているのかについて研究します。 感情的なトラウマやそれによって引き起こされる問題や人間関係の力学などについて研究されています。 心理学の歴史的は、1879年、ヴィルヘルム・ヴントが初の心理学的研究を専門とする研究室をライプツィヒに創立したことに始まるとされています。 西洋で確立され、歴史的にも140年余りでそれほど古くはありません。 チャクラはインドのハタヨガや伝承医学のアユルベーダ、密教のタントラの文献や聖典などで言及され、5000年以上の歴史があるとされています。 チャクラとはとはサンスクリット語で「車輪」を表す言葉で、生命エネルギーの流れを表しています。 ヨギなどの瞑想によってそのような微細なエネルギーの流れが発見され記述されたもので、チャクラのエネルギーは「気」や「プラーナ」「サトルボディ」とも共通しています。 チャクラの生命エネルギーの流れは人間の肉体のみならず、精神状態や心理状態、行動などにも大きな影響を与えています。 ホルモンなどを分泌する内分泌系とも関連し、各チャクラとそれに対応する内分泌せんとの関係を指摘する文献などもあります。 古代インドのヨーガやアユルベーダなどではチャクラのエネルギーのバランスを整えることが心や体の健康を保ち、活性化するために有益だと考えられてきました。 チャクラのエネルギーを整えることで、精神的にも肉体的にも健康になり、運が良くなり、はつらつとした人生を送ることができるようになります。 逆に、チャクラのエネルギーのバランスが崩れることで、病気になったり、精神状態もネガティブになりがちで、不運な人生を引き寄せてしまったりもします。 第1のチャクラは物質的肉体的なエネルギーに関連し、第2チャクラは感情や人間関係に関連しています。 心理学で研究する感情については、第2チャクラのエネルギーが関係しています。 第3チャクラは自我の確立や個人の行動に関連しています。 このように第1チャクラから第3チャクラは主に社会的、外面的な活動に関連しています。 第4チャクラはハートと関連し、愛と関連しています。
第4チャクラはハートチャクラとも呼ばれ、ちょうど1番目から3番目までの下位のチャクラと、5番目から7番目までの上位のチャクラとの橋渡しの役割も担っています。 第5や第6のチャクラは精神活動や直感やサイキックな能力とも関係し、主に内面的な側面と関連しています。 第7のチャクラは霊性や宇宙意識と関連しています。
このように心理学は西洋で発達し、科学的学問的な分野で発達してきていますが、チャクラは東洋の瞑想的なアプローチによって発達し、生命エネルギーの観点から人間の肉体から感情、精神、魂や宇宙意識までの全てを網羅しています。 これまでの科学では、チャクラのような微細なエネルギーについて観察することはできませんでした。 しかし今や、現代の物理学では、これまで目に見えなかったエネルギーについての研究も進み、世の中に存在するもの全てがエネルギーであり、この物質的な肉体のみならず、感情や思考も、エネルギーに他ならないことが科学的にも証明されています。 チャクラのエネルギーについて学ぶことは、人間の心理や感情、思考や行動について、従来の西洋的な心理学的な観点ではなく、エネルギーによる観点から瞑想的なアプローチによって、物事を見たり、感じたり、ヒーリングしたりということを学ぶことです。 チャクラについて知ることで、心理学的なパターンや問題に対しても、エネルギー的な観点から理解し、対処していくことが可能になります。
心理学は過去に生じた心理や思考、精神状態を問題にし、研究対象や治療の対象にしますが、チャクラのエネルギーは、今ここに生じているエネルギーであり、誰しもが気づき、感じることができるものです。 そして、そのエネルギーに気づくことができるようになれば、自分自身で対処し、ヒーリングしていくことができるようになります。 チャクラのエネルギーについて知ることは、自分自身について、より深く知ること人もなります。 そこで、このシリーズでは、チャクラの観点を、自分自身をより深く知ることや、人生に生かしていくためのヒントを提供していければと思います。
次回から、第2チャクラについて、少し詳しくお伝えしていきます。 ユニティインスティチュート事務局 参考文献: 「サトルボディヒーリング」 http://unityinstitute.jp/chakratraining.html