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第二チャクラの呼吸

ユニティインスティテュートのメルマガの転載です

<第2チャクラの呼吸について> 前回は、チャクラと心理学の違いについてお伝えしました。 今回は第2チャクラの呼吸をテーマにお伝えします。 第2チャクラというのは繊細で、感じる感覚や感情などをつかさどるエネルギーセンターです。 そういうことはたいていの本にも書いてあることですが、そのチャクラが呼吸しているということを知っている人は少ないのではないでしょうか? 私が初めてそのことを知ったときは、驚いたと同時に、それまで人生で経験していたことの多くのことが腑に落ちました。 と同時に、第2チャクラの呼吸について理解を深めていくにつれ、生きることがずいぶん楽になりました。 以前は、ネガティブな状態として考え、それを否定し、抑圧しようとしていたことに対しても、 「あぁ、今はチャクラが息を吐いている状態なんだ」 ってわかると、そのときは休息し、くつろぐタイミングなんだっていうことがわかるので、自分自身の状態を受け入れやすくなります。 それでは、第2チャクラの呼吸って、どういうものでしょうか? <第2チャクラの呼吸> 現代を生きる私たちの第2チャクラは、不自然な暮らしによって抑圧されています。 また、さまざまな社会の条件付けによって、混乱しています。 第2チャクラにとって、ふさわしい場所といえば、自然の中です。 例えば、何ヶ月ぶりに森の中を歩いたとき、第2チャクラは周囲の緑の木々を感じ、そのエネルギーを吸収し、風を感じ、第2チャクラもまた、リラックスするのです。 そのとき、第2チャクラはくつろいで、深く呼吸をすることができるようになります。 肉体と同じように、チャクラも呼吸をしています。 チャクラは、空気ではなく生命エネルギーを吸ったり吐いたりしているのです。 エネルギーというものは、すべて両極性の動きをします。 エネルギーはすべて、2つの対立する極があるからこそ存在できるのです。 ちょうど磁石の両極のように、その対極同士の緊張と調和(ハーモニー)によって、エネルギーが生じています。 肉体が吸う息と吐く息のリズムを持っているように、それぞれのチャクラも対極の間を流れるエネルギーの「呼吸」のリズムを持っています。 第2チャクラにとっての吸う息と吐く息の呼吸のリズムとは、簡単にいうと、それを好きと感じるか、嫌いと感じるか、です。 例えば、新しいパソコンのマウスの触り心地を感じて、好きと感じるか、あるいは古くなったマウスの触り心地を感じて、汚れた感じを嫌いと感じるかです。 あるいは、誰かよく知らない人と初めて会ったときに、まだ何も話をする前から、その人から何かを感じ取ります。 あなたは直ちに、その人を受け入れたいか、あるいは、その人から感じる何かをあなたのなかから切り離したいかを感じています。 そこには微妙な、その人から感化されたものがあって、それをあなたは好きだったり、嫌いだったりします。 好感を感じたり、反感を感じたりするのです。 好きというフィーリングが刺激され、また嫌いというフィーリングが刺激されるのです。 第2チャクラが吸う息のときは、その感じているものに、溶けてまざりあいたい、という好きのフィーリングがやって来て、そのエネルギーを吸い込もうとします。 それは親密になりたい、一つに溶け合いたいという感覚であったりもします。 第2チャクラが吐く息のときは、その感じているものから離れたくなります。 吐く息は、排斥し、押しのけるエネルギーで、それが嫌だ、嫌いだというふうに感じられたりします。 そうやって、エネルギーを吐き出すのです。 肉体は、空気を「吸い込み」「吐き出す」ことで、滋養を取り入れ、排泄しています。 同じように、第2チャクラも、この「吸う息」と「吐く息」でエネルギーを循環させています。 もし肉体が息を吸い込むことをせず、吐き出すこともしなくなったら、どうなるでしょう? その時は、肉体が死んでしまったときです。 同じように、チャクラも呼吸をしなかったら、死んでしまいます。 同じ人を好きと感じるときがあったり、嫌いだと感じる時があったりもします。 愛すべき人に対しても、例えば両親や恋人に対しても、好きだと感じるときがあれば、嫌いだと感じるときもあったりもします。 一緒にいたい、溶け合っていたいと感じるときがあり、離れていたい、一人でいたい、と思うこともあります。 嫌いだと感じるとき、それは一人になりたいと思っているサインだったりします。 そしてまたしばらくすると、会いたいと思い、離れたくないと思います。 それは自然なリズムであり、生きている証拠なのです。 それは第2チャクラのエネルギーの呼吸のリズムなのに、好きだ嫌いだという固定した感情の問題として捉えてしまうと問題が複雑になったりします。 また「嫌いだと感じるべきではない」というジャッジがあると、その感情を押し込め、抑圧し、溜め込んでしまったりします。 するとそこでもまた問題を作り出すことになります。 なぜなら抑圧した感情は、あるとき、ほんの小さなきっかけで、その感情が噴火して、大喧嘩になってしまったり、ということになるからです。 あとで考えると、どうしてそんな些細なことで喧嘩になったのか思い出せないくらいです。 そんなとき、第2チャクラが吐く息のタイミングで、「一人になりたいんだな」っていうことがわかると、ちょっと時間をとって一人になればいいだけなんです。 そんなシンプルなことが、第2チャクラのエネルギーの呼吸のリズムを感じることでわかるようになります。 それは相手の人にとっても同じです。 好きだからって、24時間、365日、ずっと好きなままくっついていたい人もいるかもしれませんが、たいていは、ちょっと一人になりたいときってあるでしょう。 その第2チャクラの吐く息の長さ、吸う息の長さは、人によって違っています。 パートナーがいれば、それぞれのお互いの呼吸のリズムがあります。 二人が同時に吸う息で、「一緒にいたい」モードならいいのですが、 ひとりが吸う息で「一緒にいたいモード」、その時相手が吐く息で「一人でいたいモード」だったりすると、ちょっと難しい問題が生じたりします。 でも、お互いが、このチャクラの呼吸のリズムを知っていれば、あぁ、今は彼(彼女)は吐く息モードなんだな、っていう理解が生まれます。 そうすると、お互いを尊重することができ、多くの無用な喧嘩は避けられます。 相手が険悪ムードで、喧嘩をふっかけて来ても、 「今は息を吐きたいんだろうから、一人にしておいてあげよう」 っていうふうに理解できるし、深刻に受け止めることもなくなります。 そうすると、喧嘩に巻き込まれずにすみます。 あなたの第2チャクラは、どんな呼吸をしているのでしょうか? そういう呼吸のリズムという観点からこれまでの人間関係のパターンについて考察してみてください。 パートナーとの喧嘩のパターンについても、相手の行動やムードについても、いろんな発見や気づきがあるでしょう。 そうすると、相手の感情にも巻き込まれなくてすみます。 そういう理解が相互にあれば、相手の機嫌が悪いときにも、相手には相手の事情があってのことなんだな、ということがわかって、相手の感情に巻き込まれる必要がないことがわかります。 そんなとき、一番かわいそうなのは子供です。 母親の第2チャクラが吐く息だったとき、子供はわけもなく怒られたりします。 すると、子供はそのはけ口を弟や妹に八つ当たりすることになります。 弟も妹もいなければ、飼い犬に八つ当たりします。 ちなみに、チャクラの呼吸は、第3チャクラにもありますが、それはまた第3チャクラについてのときにでも書いてみます。 ユニティインスティチュート事務局


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