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第二チャクラの好きと嫌い

ユニティ・インスティテュートのメルマガから転載です

<好きと嫌いはひとつ> 前回は第2チャクラの呼吸のリズムに気づくという

ことについてお話しました。 その第2チャクラの呼吸に気づくようになり、お互

いの呼吸のリズムを尊重できるようになると、

愛することがより深まるようになります。 お互いが独りであることの必要性をも尊重できるよ うになるからです。 そのお互いが独りでいることの大切さを理解できな いと、一緒にいるか、別れるか、という極端なこと になってしまいます。 そうすると、本当は好きだったのに、永遠に嫌いに なって別れることにもなってしまいます。 遠距離恋愛が続いたりするのは、お互いの吐く息の 期間を過ごしているので、お互いが会える時にはよ り親密になることができます。 ただし問題は、お互いが息を吸いたい時に息を吸う ことができない、つまり一緒に親密な時が過ごせな い、ということになって、別の問題が生じたりもします。 嫌いになる(息を吐く。独りになりたい)という生 理的な必要性があるときに、それを否定して抑圧す ることは、第2チャクラの自然なリズムに反します。 ある日突然、取るに足らない事件で感情の爆発をし てしまうことはありませんか? 例えば、いつもの場所に洗濯物を出していなかった から、とか、彼が約束通りの時間に少し遅れたから といった、ささいな出来事がきっかけになって、あ なたは彼と大喧嘩をしてしまうことはありませんか? これらの出来事は、そのことで感じた不愉快さに見合 わない形で、表現されてしまいます。 さっきまで仲良くずっと一緒にいたのに、些細な事で 喧嘩してしまう理由として、第2チャクラが、ついに 息を吐き出す機会を見つけたという場合があります。 どんな好きなフィーリングでも、それとずっと溶け 合い、溶け込み続けることはできません。 ほんとうは、誰かを愛して息を吸い込んだとしたら、 息を吐きだして反感を感じる瞬間が、次にはやって くるのです。 生命エネルギーは、両極性のなかで存在しています。 プラスの極があればマイナスの極があり、男性がい れば女性がいて、陰があれば陽があります 決して、ひとつの極にだけで存在することはありません。 もしそうしようとしたら、あなたは不可能なことに 挑戦しようとしています。 これは常識から考えると変に思えるかもしれませんが、 エネルギー的な観点から見た場合、 あなたは時々嫌いになる(息を吐く)ことなしに、誰か を好き(息を吸う)になることはできません。 時々憎むことなしに、何かを愛することはできません。 あるときに好感を感じたら、必ず、また別のときに反 感を感じます。 なぜなら生の力というものは、ひとつだけの極では存 在できないからです。 それは2つの対極のなかで存在するのです。 誰かと友だちになって、つながりを感じて、ひとつに なることと、その友だちから離れたくなることは、ひ とつのリズムです。 吸う息と、吐く息が、どちらかひとつだけで存在する のではなく、どちらもあって呼吸というひとつの現象 になるのです。 次回は「息詰まる関係にならない方法」についてお話 します。 ユニティインスティチュート事務局


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