ユニティ・インスティテュートのメルマガから転載です
<息詰まる関係にならないために> 前回は第2チャクラの好きと嫌いの関係についてでした。 第2チャクラの吐く息、吸う息のどちらかに固執して しまうことによって生じる問題についてみました。 関係性の多くの問題は、そもそも自分や相手の第2チャ クラの呼吸のリズムについて気づいていないことから生 じています。 その自然のリズムに気づくことによって、しなくてもす む誤解や行き詰まりや苦しみを避けることができます。 なにごとにも朝があれば夜が来るように、生まれれば 死ぬように、なにごとにも呼吸のリズムがあります。 呼吸が入ってきたり、出ていったりするプロセスなし に、肉体も、そしてどのチャクラも存在できません。 ちょうど肉体が呼吸なしには生きていけないように、 チャクラにもこの出たり入ったりの呼吸(エネルギー のリズム)が必要です。 肉体に関しては、吸う息のほうが優れていて、吐く息は 重要でないのと同じで、吐く息は大切で吸う息をやめる べきだという差別はありません。 入息も出息も自然な現象として、選択はありません。 好きなときもあれば、嫌いになることもあり、 愛することがあれば、憎たらしく感じるときもある。 それはエネルギーのリズムがもたらす自然な現象なのです。 しかし、人間関係の中で、愛だけが存在するべきで、 憎しみは存在するべきでないと、多くの人は考えます。 もちろん道徳的には憎しみは存在するべきではないで しょうが、エネルギー的には愛憎はコインの裏表です。 一つのエネルギーのリズムの循環なのです。 だからと言って、憎しみあり、殺しあってもいいのか というと、そういうことではありません。 そういう時には、お互いが距離を保って、一人でいる ことを楽しめば良いだけです。 無理に相手を変えようとする必要はありません。 ちょっとした反感もそこにあってはならず、独りにな りたい欲求も大切にされないとしたら、まさにその関 係は、息が詰まってしまうでしょう。 あなたはつながりを感じて、相手と溶け合っているとき に、幸福を感じます。 しかし、そうすることだけが幸せだという考えにとらわ れると、そこから離れて独りになりたいときに、罪悪感 を感じ、それで不安になったります。 もし生命の両極性を知っていたら、息を吐き出したいと きにもそれを理解します。 相手がもし独りであることを欲求しても、失望しません。 相手の人は、あなたのエネルギーとつながり、溶け 合うことに満足したから、少しの間、今度は独りに なって、そこから離れたいのも自然なことです。 息をたくさん吸い込んだから、今度は息を吐き出し たいだけです。 両極性を知っているひとは、くつろいでいてやすら かです。 入ってくるものに執着もしないし、出ていくものに も執着しません。 ものごとはすべて、来ては、去ってゆくことを知っ ているからです。 次回は「両極を理解する」ということについてです。 ユニティインスティチュート事務局 参考:「サトルボディヒーリング」 http://urx2.nu/DliA