その考えに掴まってる事は、あなたの思い描く生活の助けになりますか?
ACTでは、有効性ということを大事にする。例えば「この考えを持ち続けること、この考えに掴まっていることで、あなたの生活は有意義になりますか?」といった問いをすることは、思考自体の正誤を問題にはしていない。例えば「私は太っている」という考えが頭に浮かんだ時、その考えが真実かどうかよりも、その考えに囚われている状態は、あなたにとって役に立つのか?という問いをする。だからその人にとって価値あることは何か?という探求も大切になっていく。そしてマインドフルネス瞑想やエクササイズを学べば、その思考に囚われないですむとしたら、どうなると思いますか?と誘う。