「流れに漂う葉っぱ」のエクササイズ
目を閉じて澄みきったゆったりとした川の流れをイメージします。 川は木々の周りや苔むした岩の枠を流れ山を下って谷合を進みます。 時折、大きな葉っぱが流れに落ちそのまま水面を漂っていきます。
あなたは暖かい晴れた日に その流れの傍に腰を下して葉っぱが流れていくのを眺めています。 それでは、自分の考えや思いに意識を向けてください 頭に浮かんだ考えや思いを、それぞれ一枚の葉っぱにのって、流れていきます 言葉で考えが浮かんだならその言葉を葉っぱにのせましょう。
絵(イメージ)ならそれを葉っぱにのせます。 ここでの目的は、あなたが流れの傍らにいること、そして、葉っぱを流れ続けさせることです もし葉っぱが消えたり、意識がどこかよそに行ったり、あなたが川に入ったり、葉っぱと一緒に 流れていることに気づいたら、一度中断して、何が起こったのか観察しましょう そして、もう一度、流れの傍らに戻って心に浮かぶ考えを観察しそれらを一つずつ葉っぱに のせて流れさせましょう。
あなたが考えにのまれてしまうまでどのくらい続けることができましたか?『 』
流れていたものが止まったり意識がよそに行った場合その直前に何が起こったか書いてください『 』
水が流れる様子を全く想像できなかった場合、その間何を考えていたか書いてください。『 』
このエクササイズは流れが滞った時が思考に呑み込まれている状態、流れがスムーズの時が思考から距離を置いて観察している状態です。