アクセプタンス、コミットメント、マインドフルネス
アクセプタンス=与えられているもの(感情、思考、症状、身体感覚など)、「今、ここ」で経験しているものを、判断を介さず受け取ること。(36頁)
コミットメント=(37頁の記述から) コミットメントとは、具体的なホームワークや行動的エクササイズを使って、(障害からの回復に)効果のある行為のパターンを「自ら関与」していくこと、としておく。
マインドフルネス=「マインドフルネスの状態とは「ある特定の仕方で注意を払うこと、つまり、目的にそって、当該時点において、無評価的に注意を払うこと」を含むものである」(186頁)「アクセプタンスを行うためには、当然、注意を向け続けること、判断を避ける(あるいは素早くそれを解き放つ)こと、さらに覚醒の程度に気を配ることなどに対して、マインドフルネスに関わる必要がある。」(249頁)
「マインドフルネス&アクセプタンス ー認知行動療法の新次元ー」 編著=S.C.ヘイズ、V.M.フォレット、M.M.リネハン 監修=春木豊 監訳=武藤崇、伊藤義徳、杉浦義典 ブレーン出版、2005/9/10、3800円+税