考えないようにする努力は、考えを増やす
ある研究によれば、脅迫的な考えのない大半の人も、強迫観念に苦しむ人と同じように、時々は奇妙で煩わしい考えをもってしまうということです(Purdon and Clark 1993)
では、その違いとは何か?その理由の一つとして、深刻な強迫観念を持つという問題を抱える人ほど、その考えを考えないようにしようと努力しているということがある。(Marcks & Woods 2005)
ごく一般的な人でも、あることを考えないようにと命じられると、その考えが気になって仕方がなくなる。(Marcks & Woods 2005)