なにとなにがフュージョン(融合)することが問題なのか?
「脱フュージョン」というのが、ACTの中心概念のひとつだ。フュージョンとは融合・混同などの意味で、以下のものとの融合が問題を生み、そこから「脱フュージョン」することが勧められる。
・自分と自分の苦痛(あるいは感情、思考、感覚、記憶、衝動)のフュージョンP97 ・思考と体験のフュージョンp99 ・ことばとその思考が指し示す物事(referents)のフュージョンP115 ・出来事と評価のフュージョンP98、p115 というようなフュージョンがあげられている。
「ACTをはじめるセルフヘルプのワークブック」
(スティーブン・C ・ヘイズ、スペンサー・スミス著、武藤崇訳)