脱フュージョンの方略
Fusion(フュージョン:あなたのマインドが語りかけてくる内容のうち、それに囚われてしまうと行動を起こせなくなるもの) 脱フュージョンの方略 マインドの語る物語に名前を付ける ありがとうマインド 「理由付けしている」「判断している」と意識する...
マインドの誘惑
ACTでは「マインドに夢中になる」とか「思考に心を奪われる」という言い方をします。どちらも自分の思考に囚われ、思考によって行動が支配されている状態を言います。あなたがマインドに心奪われてしまうのは、どんな場合ですか?あなたを夢中にさせるために、マインドはどんなことを言ってま...
資料PDF
自記式尺度を用いた感情制御の測定―Grossのプロセスモデルの枠組みに基づいた既存の尺度の俯瞰― [PDF] 脱フュージョン・エクササイズに対するアナログ研究の現状とその課題[PDF] 脱フュージョン・エクササイズに対するアナログ研究の現状とその課題 PDF] 「価値」...
「〜と思った」法
「〜と思った」法:「あ〜、今日は失敗したな〜」という考えが浮かんだら、すぐに語尾に「…と思った」とつけくわえて、 ネガティブな感情に巻き込まれないようにする方法。「脱フュージョン」と呼ばれるテクニックで、ACTのような第三世代の認知療法では超メジャーな方法のひとつ。 #act
なにとなにがフュージョン(融合)することが問題なのか?
「脱フュージョン」というのが、ACTの中心概念のひとつだ。フュージョンとは融合・混同などの意味で、以下のものとの融合が問題を生み、そこから「脱フュージョン」することが勧められる。 ・自分と自分の苦痛(あるいは感情、思考、感覚、記憶、衝動)のフュージョンP97 ...
思考を握り締めるのではなく、軽く持つ
ACTの用語では、思考を観察することを「脱フュージョン」(defusion)と呼ぶ。 fusionの日本語訳は、融合だから、思考と融合していない状態・・思考とごっちゃになっていない・・思考を自分と混同しない・・といった意味だろう。...
症状の緩和よりも、価値に導かれたマインドフルな生き方を
「セラピーモデルの大半、症状の緩和に重点を置いている。その根幹にあるのは、クライアントの人生をより良くするには症状の緩和が必要であるという想定である。 しかしACTの根本的なスタンスは全く異なり、 (a) 人生の質を決めるのは、価値に導かれたマインドフルな行動ができるかどう...
ACTツールの紹介
国内で開発されたACT関連のアセスメントツールなど,臨床や研究で使用可能なツールに関する情報を共有するためのページです。 児童期から青年期までの若者の心理的非柔軟性を測定する尺度 17項目のAFQ-Y 8項目短縮版のAFQ-Y8...
認知療法の効果への議論とは
1980年代以降、出来事への反応を要素に分けて対応していく「認知行動療法」が、その効果の速さや理論のわかりやすさなどもあり、世界で大きく普 及した。 しかし、一方で、普及するに従い、この治療の「弱点」ともいえるところが議論になった。そのテーマとは?...
問題が気にならなくなる
「この臨床的プロセスの終わりまで達するとクライエントは悩みにあまり抵抗 せずに向き合えるようになったと打ち明ける。 この報告には自己と私的事象との 区別、距離感の体験が含まれ、クライエントは、 「以前、何であんなにも(悩み を)気にしていたんだろう」...