ACTの三つの自己
ACTでは3つの自己を提示する。「概念としての自己」「プロセスとしての自己 」「文脈としての自己」である。以下は、「アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈」ブレー ン出版より。 概念としての自己 「簡単に言えば「私は‥‥である」のように自己に対する固定観念のことで、...
創造的絶望
不愉快な思考や感情は自分ではコントロールできない。 その現実を受け入れることからスタートしてみるのもいい。 これをACTでは「創造的絶望」と呼ぶ。 #act
臨床テストでも有効性が立証
ACTは、臨床テストでも有効性が立証されています(※以下、ケリー・ウィルソン博士による記述) ACTの有効性は70以上の無作為な臨床テストで立証されています。 症例は不安/心配、鬱(うつ)、精神病、薬物乱用、職場でのストレス、慢性痛、糖尿病、その他健康上の悩み、などです。...
ACTの八角形
#act
エネルギーを浪費せず、前向きに使う
ACTモデルの中心的なメッセージはふたつ (1)人生がもたらす避けられない苦しみ、自分のコントロールが及ばない苦しみは受け入れよう。(Acceptance) (2)価値に沿い、人生を充実した意義あるものするために行動を起こすことをコミットしよう。(Commitment)...
受け容れる―選択する―実行する
アクセプタンス・コミットメント・セラピー」について、A=accept、C=choose,. T=take action(受け容れる―選択する―実行する)の. 捉え方もある(Forsyth & Eifert, 2007)。 これが、心....
ACTは精神疾患の改善に効果がある
ACTは種々の精神疾患の改善に効果があると報告されている。一部を引用する。 「その有効性や効果性が検証されているものには、うつ、精神病、薬物乱用、慢性疼痛、摂食障害、仕事に関係するストレスなどがある。(中略) 小規模ではあるが無作為統制試験もなされ、うつを対象にした場合、C...
ACTの特徴
「ACTのセラピストはクライエントに「あなたは自分の人生をどんなものであると言いたいですか。」と尋ねる。 この段階では、クライエントは様々な生活 領域における価値をリストアップするように求められる。 その領域とは、例えば、家族、交友関係、健康、スピリチュアリティなどである。...
バイロン・ケイテイのワークは最良の認知療法
スタンフォード大学の疼痛症候群についての画期的な専門家二人が、バイロン・ケイティのアプローチを、最良の形の認知療法であると考えています。 2008年5月に出版された『骨盤における頭痛』(A Headache in the Pelvis)(改訂第 5版、pp....
脱中心化とは、何ごとにもとらわれないこと
「脱中心化」 「こうした「距離を置くこと(Disitancing)」や「脱中心化(decentering)」 の重要性は、CTの文脈の中でも以前から認識されていたが(例えば、Beck ey al.,1979) たいていの場合それは、それをすること自体が目的というよりも、思考...