感覚、思考、感情、衝動、情動性の身体反応、気分などすべてに執着しないで、受け流す
うつ病が治るのは、「認知内容そのもの」の変化によるのではなくて、新しい理論が考えられている。「脱中心化」が鍵である。 これは私の言葉で言えば「認知内容からの脱同一化」ということか。 「しかしここで、CBTを実施した体験やこれまでの理論的分析の結果を踏まえて、他の可能性が指摘...
「認知の内容」でなく「メタ認知」が変化を促す
認知療法は、確かに、うつ病を治す効果があるが、従来、その理由として、その治療的介入が「認知内容そのもの」を変化させるからだという理論づけがされてきた。 だが、違うのではないかという主張が出てきた。 認知療法で、心の病気が治るのは、「認知内容そのもの」の変化によるのではなくて...
「第3世代」の認知行動療法の特徴
認知療法は、日本で優勢な他の心理療法よりも、うつ病、パニック障害などに効果があったが、アメリカは、さらに、認知行動療法が効果をみなかった疾患に対して有効な手法に進化しつづけている。 「マインドフルネス&アクセプタンスー認知行動療法の新次元ー」で紹介されているのは、「第3世代...