top of page

「認知の内容」でなく「メタ認知」が変化を促す

認知療法は、確かに、うつ病を治す効果があるが、従来、その理由として、その治療的介入が「認知内容そのもの」を変化させるからだという理論づけがされてきた。

だが、違うのではないかという主張が出てきた。

認知療法で、心の病気が治るのは、「認知内容そのもの」の変化によるのではなくて、「メタ認知」の変化によるのではないかと思われるようになった。

前者 ならば、治療者は、クライエントの「病気を維持する固定観念」を議論、説得して修正させようとする。

後者は、必ずしも、特定の固定観念を変えようとする技 法は用いず、「認知のしかた」を変えようとする技法を用いることになる。

第3世代の行動療法(2)「メタ認知」 「メタ認知は、Flabell(1979)によって一般的には、認知に関する知識、あるいは認知についての認知として理解されている。メタ認知による処 理には、自分の認知に関する知識を獲得することの他に、計画すること、モニターすること、評価することなどの制御的過程も含まれる。」(367頁) 

「マインドフルネスは(べック式の伝統的なCTのように)思考の内容の修正や変容を目的とせず、メタ認知のレベルで機能するからである。人によっては、こうした動きを革命的な進化と捉え、「徹底的認知主義」の発現とさえ呼ぶかもしれない。」(390頁)

  • Wix Facebook page
  • Wix Twitter page
  • Wix Google+ page
つじもとひさし(VIJAY)
Counselor/Therapist
& Meditation teacher

私はカウンセラー/セラピスト/瞑想ティチャーとして25年以上ワークをしていて、それ以上のもっと長い間、人間意識の向上について研究してきました。

下記をクリックしていただいたら、もっと私について知ることができます。

ハート瞑想
ガイド
 

 

 (電話/Skype/対面)
 

五感を通してハートを開き、直感につながり感情を変容。ハートのスペースの安らぎを体験し、人生のチャレンジのなかにいても、中心に定まっていることができる。

Business Plan

Writing A-Z

 
FREE COURSE
(Valued at $250)
 

Learn all you need in order to create a

stellar business plan for your endeavor!

Recommended Books
 

私がしているエッセンシャルライフ・コンサルティング(ELC)の本です。このブログで紹介しているACTのより洗練された形と言えるのではないか、と思ってます。言い方を変えれば、ELCをより一般向きに、問題を抱えているひとに向けて、少しやり方を変えれないかと思って、ACTを研究しています(V)

Search By Tags
まだタグはありません。
bottom of page