ACTツールの紹介
国内で開発されたACT関連のアセスメントツールなど,臨床や研究で使用可能なツールに関する情報を共有するためのページです。 児童期から青年期までの若者の心理的非柔軟性を測定する尺度 17項目のAFQ-Y 8項目短縮版のAFQ-Y8...
認知療法の効果への議論とは
1980年代以降、出来事への反応を要素に分けて対応していく「認知行動療法」が、その効果の速さや理論のわかりやすさなどもあり、世界で大きく普 及した。 しかし、一方で、普及するに従い、この治療の「弱点」ともいえるところが議論になった。そのテーマとは?...
マインドを修正するのでなく、距離をとる
ACTは、認知行動療法の後の「第3の波」といわれる治療法の一つですが、認知行動療法(CBT)と比べると、大きく次のような違いがある。 1、「考えのくせ」を修正するのではなく、気づき、距離をとる CBTでは、考えのくせがあったら、それを「合理的かどうか」考え、修正を図る。一方...
約7万語
人は一日中、言葉を使って頭の中でいろいろなことを考えている。一説では、その数、一日約7万語。 らしい。こういった、人間が頭で考えている言葉を、マインドトーク(自動思考)という。 #マインドフルネス
問題が気にならなくなる
「この臨床的プロセスの終わりまで達するとクライエントは悩みにあまり抵抗 せずに向き合えるようになったと打ち明ける。 この報告には自己と私的事象との 区別、距離感の体験が含まれ、クライエントは、 「以前、何であんなにも(悩み を)気にしていたんだろう」...
体験エクササイズのの重要性
「文脈としての自己」を知識として理解しただけでは意味がない。 知識だけ の理解はそのまま教示として体験の回避を引き起こす機能を持つ可能性があるか らである。ACTは言語での理解を超えた、実体験に基づく活動の選択をクライエン トに迫る。...
ACTの三つの自己
ACTでは3つの自己を提示する。「概念としての自己」「プロセスとしての自己 」「文脈としての自己」である。以下は、「アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈」ブレー ン出版より。 概念としての自己 「簡単に言えば「私は‥‥である」のように自己に対する固定観念のことで、...
創造的絶望
不愉快な思考や感情は自分ではコントロールできない。 その現実を受け入れることからスタートしてみるのもいい。 これをACTでは「創造的絶望」と呼ぶ。 #act
臨床テストでも有効性が立証
ACTは、臨床テストでも有効性が立証されています(※以下、ケリー・ウィルソン博士による記述) ACTの有効性は70以上の無作為な臨床テストで立証されています。 症例は不安/心配、鬱(うつ)、精神病、薬物乱用、職場でのストレス、慢性痛、糖尿病、その他健康上の悩み、などです。...
マインドフルネスについての科学的調査がここ数年で飛躍的に増えた
マインドフルネスについての科学的調査の実施数はここ数年で飛躍的に増えています。1990~1999年において、わずか121件の調査記事がPsychINFOデータベースで確認できます。 ※PsychINFO:米国最大かつ最古の心理学団地である『アメリカ心理学会』によるデータベー...