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自分を愛さずに瞑想したらしんどくなる?

ハート瞑想から入っていけば、自分を愛し、見守ることが容易です。

ただ見守ることから入っていくと、自殺したくなる! とOSHOは言います。

以下 OSHOの洞察をお読みください。(V)

自分を愛する人は、楽に瞑想的になることができる。なぜなら、瞑想とは自分自身といっしょにいることだからだ。

もしあなたが自分を憎んでいたら――あなたがそうしているように、そうしなさいと言われてきて、それに信心深く従ってきているように――もしあなたが自分 を憎んでいたら、どうして自分自身といられるかね? 瞑想とは、自分の素晴らしい個としての在り様を楽しみ、自分自身を祝うこと以外の何ものでもない。そ れこそが瞑想とは何かのすべてだ。

瞑想は関わりではない。相手はまったく必要ない。自分だけで十分だ。人は自分自身の栄光に浴する、自分自身の光に浴す る。自分が生きているから、自分が存在しているから、ただうれしいのだ。

世界における最大の奇跡は、あなたが在るということ、そして、私が在るということだ。在ることは最大の奇跡であり、瞑想がこの最大の奇跡の扉を開く。

だが、瞑想できるのは、自分を愛している人だけだ。さもなければ、あなたはつねに自分自身から逃げている、自分自身を避 けている。醜悪な顔を誰が見たいかね、そして、醜悪な存在を誰がのぞき込みたいかね? 誰が自分自身のぬかるみに、自分自身の闇に深く入っていきたいか ね? 地獄だと思う自分の中に、誰が入っていきたい? あなたは、このすべてを美しい花で覆い隠しておきたいし、つねに自分自身から逃げだしたいのだ。

だから、人びとは絶えず仲間を探し求めている。彼らは自分自身とはいられない。他の人たちといたいのだ。人びとは種類を問わずに仲間を求めている。自分自 身と付き合うことを避けることができれば、何でもいい。彼らはまったくばかげた何かを観ながら、3時間は映画館にいる。何時間も探偵小説を読んで、時間を 無駄にする。ちょっと何かやっているふりをするために、同じ新聞を何度も何度も読む。ただ暇をつぶすために、カードやチェスで遊ぶ……まるで時間があり 余っているかのように!

愛は自分自身とともに始まる。そのときは、それは広まりつづけることができる。それはおのずと広まりつづける。それを広めるために、あなたは何もしなくていい。

「自分を愛し……」 仏陀は言う。それから、すぐに付け加える、「……そして見守りなさい」。それが瞑想だ、それが、仏陀が瞑想につけた名だ。だが、最初の前提条件は自分を愛することだ。それから、見守る。

もし自分を愛さずに見守りはじめたら、あなたは自殺したくなるだろう。

多くの仏教徒たちは自殺したくなる。彼らはスートラの最初部分に注目せずに、すぐに二番目――自分を見守りなさい――に飛びつくからだ。(中略)

自分の周りに愛に満ちたエネルギーを創るがいい。自分の体を愛し、自分のマインドを愛しなさい。自分のメカニズム全体 を、自分のオーガニズム全体を愛しなさい。愛が意味しているのは、それをそのあるがままに受け容れること、抑圧しようとしないことだ。私たちが抑圧するの は、何かを憎むときだけだ。私たちが抑圧するのは、何かに反対するときだけだ。抑圧してはいけない。

というのも、もし抑圧したら、どうやって見守ろうとい うのかね? 私たちは敵と目を合わすことができない。見入ることができるのは、愛する人の目だけだ。もしあなたがあなた自身の恋人でなければ、あなたは自 分の目に、自分の顔に、自分の現実に見入ることができないだろう。

見守ることは瞑想だ、仏陀が瞑想につけた名 だ。「見守る」は、仏陀の合い言葉だ。彼は言う、気づいていなさい、油断せずにいなさい、無意識でいてはいけない。ぼんやりと行動してはいけない。機械の ように、ロボットのように動きつづけてはいけない。人びとの動き方が、それなのだ。

見守りなさい――ただ見守 りなさい。仏陀は、何を見守らなければいけないのかは言わない――すべてだ! 歩いていれば、自分の歩みを見守る。食べていれば、自分が食べているのを見 守る。シャワーを浴びていれば、水を、かかっている冷たい水、水の感触、その冷たさ、背骨を走る震えを見守る――すべてを見守りなさい、「今日、明日、い つであろうと」

Osho, The Dhammapada: The Way of the Buddha, Vol. 5, #5 より抜粋


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