あれは僕たちを呼ぶ声
「僕たちの流儀」1 ルーミー
肉体の耳から流れ込む雑音で 心の耳を塞いでしまわないで 心の耳はとても華奢にできている だからもう何も聞かないで
力を抜いて 何も考えないで
遠くから響いてくる - 『還れ!』
あれは僕たちを呼ぶ声 いつの日かきっと 僕たちは還るのだろう あの呼び声の許へ
こんな言葉やあんな仕草を交わしながら 僕たちはいつも旅の途中にいる
どうして心は こんなにも空高く飛べるのだろう2
体は泥にまみれ地上に朽ち果てるのだろう それでも心は 海の上だって軽々と歩くのだろう その昔 イエスがそうしたように
『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー
あなたにとっての大切なひと、マスターや先生、両親や恋人、
パートナーや友だちなどと、
時も場所も超えてひとつにつながっていることを思い出します。
それはとても貴重な体験となるでしょう。