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ハート瞑想は自分との友情(マイトリー)を育む

以下は30年以上前に読んだセラピー論文の一節です。この頃からしたら、いまはマイトリー(慈悲・友情)のために、ハート瞑想というメソツドがあるから、こういう言説がただの言葉ではなく、どうしたら自分と友好的になれるか?ということに実体があります。どうしたいいかと言えば、ハート瞑想を続けたらいいのです。V

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マイトリー(慈):心理療法と瞑想の共通基盤 ジョン・ウェルウッド

心理療法や瞑想はいずれも多くの発達段階を人に通過させるが、わたしはそれらが重なり合う最大の点は、仏教でマイトリー「自分自身に対する無条件な友情」として知られるものを育むことに手を貸すことだとみなしている。

普通、われわれが人々(や自分自身の一部)と親しくなるのは、彼ら(あるいはそれら)がある意味で楽しかったり、賞賛に値するからである。

マイトリーとは、いかなる意味でも条件がつかない、自分自身との友情を指す。

それは自分の経験に対して、必ずしも楽しいからという理由によってではなく、(実際に、その経験は苦痛であったり、楽しくなかったりすることもありうる)単に、自分が経験しているものだからという理由で友好的になることを意味する。

マイトリーとは、われわれがこうすべきだと思っているやり方に従って暮らそうとすることではなく、自分自身を無条件に受け入れ、自分が人間であることを全面的に認めることを指す。

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