問題が気にならなくなる
「この臨床的プロセスの終わりまで達するとクライエントは悩みにあまり抵抗 せずに向き合えるようになったと打ち明ける。 この報告には自己と私的事象との 区別、距離感の体験が含まれ、クライエントは、 「以前、何であんなにも(悩み を)気にしていたんだろう」...
体験エクササイズのの重要性
「文脈としての自己」を知識として理解しただけでは意味がない。 知識だけ の理解はそのまま教示として体験の回避を引き起こす機能を持つ可能性があるか らである。ACTは言語での理解を超えた、実体験に基づく活動の選択をクライエン トに迫る。...
ACTの三つの自己
ACTでは3つの自己を提示する。「概念としての自己」「プロセスとしての自己 」「文脈としての自己」である。以下は、「アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈」ブレー ン出版より。 概念としての自己 「簡単に言えば「私は‥‥である」のように自己に対する固定観念のことで、...
創造的絶望
不愉快な思考や感情は自分ではコントロールできない。 その現実を受け入れることからスタートしてみるのもいい。 これをACTでは「創造的絶望」と呼ぶ。 #act
臨床テストでも有効性が立証
ACTは、臨床テストでも有効性が立証されています(※以下、ケリー・ウィルソン博士による記述) ACTの有効性は70以上の無作為な臨床テストで立証されています。 症例は不安/心配、鬱(うつ)、精神病、薬物乱用、職場でのストレス、慢性痛、糖尿病、その他健康上の悩み、などです。...
マインドフルネスについての科学的調査がここ数年で飛躍的に増えた
マインドフルネスについての科学的調査の実施数はここ数年で飛躍的に増えています。1990~1999年において、わずか121件の調査記事がPsychINFOデータベースで確認できます。 ※PsychINFO:米国最大かつ最古の心理学団地である『アメリカ心理学会』によるデータベー...
資料
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(11/22) - 熊野宏昭 アクセプタンス&コミットメント・セラピー. その可能性の中心
ACTの八角形
#act
エネルギーを浪費せず、前向きに使う
ACTモデルの中心的なメッセージはふたつ (1)人生がもたらす避けられない苦しみ、自分のコントロールが及ばない苦しみは受け入れよう。(Acceptance) (2)価値に沿い、人生を充実した意義あるものするために行動を起こすことをコミットしよう。(Commitment)...
受け容れる―選択する―実行する
アクセプタンス・コミットメント・セラピー」について、A=accept、C=choose,. T=take action(受け容れる―選択する―実行する)の. 捉え方もある(Forsyth & Eifert, 2007)。 これが、心....